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ロコへの道~伝説のレストラン編

観光ハワイを卒業したら、次はロコを目指す旅! 世代を超えて愛される伝説的ローカルレストランをご紹介します。

各地に残るメネフネ伝説。こちらはカウアイ島の養魚池(フィッシュポンド)。

各地に残るメネフネ伝説。こちらはカウアイ島の養魚池(フィッシュポンド)。

アロハ~、ハワイナビです!
今回は、ハワイの「伝説的な」レストランのご紹介です。
伝説的といっても、はるか昔メネフネ*が一夜で造ったとされる井戸の水をいまでも使用しているレストランとか、創業にハワイの王族がかかわっているレストランとか・・・そういう伝説じゃありません。
*ハワイの妖精、伝説的小人族。各地に「メネフネが一夜で造った」と伝えられる養魚池や石垣が現存しています。実は妖精などではなく、ハワイの島々へ先に移住していたにもかかわらず、のちにやってきた身体の大きなポリネシア人から奴隷のようにしてこき使われたマルケサス人のことなのではという説もアリ。
「ビクトリア・イン」のノスタルジックな玄関ホール。奥にはバンケット会場も。

「ビクトリア・イン」のノスタルジックな玄関ホール。奥にはバンケット会場も。

大した立身出世を成し遂げた人間や、長年多くの人々から親しまれ世代を超えて広く知られている人物を「伝説」と呼ぶことがありますが、そういう伝説です。
創業してから何十年という歴史を持ち、生粋のロコ(ローカル*)なら知っていてあたりまえ。気軽に外食し、また、選ぶレストランにも事欠かない現在と違い、まだまだレストラン自体が少なく、外食が特別だった時代からローカルに愛されてきたレストラン。いい歳の大人が、「子供の頃、よく親に連れられて行ったなぁ」と懐かしく思い出すような、そんなレストランです。
*ハワイ出身者や在住者のこと。
セイリングファンやライト、エアコンの吹き出し口から垂れ下がる埃を気にしていてはローカルレストランへ行けません。(店内は「せきや食堂」)

セイリングファンやライト、エアコンの吹き出し口から垂れ下がる埃を気にしていてはローカルレストランへ行けません。(店内は「せきや食堂」)

そんなハワイの伝説的レストランも、ガイドブックに取り上げられることが少ないせいか、案外、日本人には知られていません。というのも、日本の皆さんにご紹介するには、ちょっと躊躇する部分があるのも事実。食事の質(美味しさ)、サービスのレベル、清潔度が、日本とはちょっと違うんです。そのへんを大らかに、「ローカルらしい」とか「旅先ならではの面白い経験」と受け入れられるかどうかが、こうしたレストランをエンジョイできるかどうかの分かれ目デス。

それではさっそくご案内しましょう!

リアルなレトロ、「ビクトリア・イン Victoria Inn」@カイムキ(2011年12月閉店)

ホノルル市所有&運営の有料パーキングに面しているので便利。

ホノルル市所有&運営の有料パーキングに面しているので便利。

1軒目は、カイムキ・タウンにある「ビクトリア・イン」。
外からは営業しているかどうかもよくわからず、入るのをためらってしまいますが、朝から夜までの通し営業ですので、ご心配なく。ただ、中途半端な時間帯にドアを開けて入店すると・・・人っ子ひとりいない。お客さんもいなければ、店員さんの気配すらない! なんてことも。大丈夫。店員さんは奥にいます。誰も出てきてくれなかったら、大きめの声で「ハロ~」と言ってみましょう(!)。
人気(ひとけ)が感じられないので、ちょっと入るのに勇気がいりますが・・・

人気(ひとけ)が感じられないので、ちょっと入るのに勇気がいりますが・・・

えーっと、お客さんどころか店員さんもいない!? 店員さんは奥に待機してますので、声をかけて!

えーっと、お客さんどころか店員さんもいない!? 店員さんは奥に待機してますので、声をかけて!

アメリカのガイドブックに掲載されたこともある、名物ジャパニーズブレックファスト。揚げた魚か焼き鮭を選べます。

アメリカのガイドブックに掲載されたこともある、名物ジャパニーズブレックファスト。揚げた魚か焼き鮭を選べます。

ほとんどのウェイトレスさんは、超ベテランの「おねえさん」たち。「ビクトリア・イン」は1971年の創業ですが、もしかして皆さん、その頃からずーっといらっしゃるのかも!? ほとんどのお客さんは長年の常連さんで、いまさらお客さんに対するお愛想は不要とばかりに(?)、笑顔は少なめですが、よくテーブルを回ってくれて、サービス自体は悪くありません。
見開きに「ポーク豆腐」「味噌焼きバターフィッシュ」「イタリアンスパゲティ」「ニューヨークステーキ」「ハワイアンスペシャル」と、各国(風)メニューがてんこ盛り!

見開きに「ポーク豆腐」「味噌焼きバターフィッシュ」「イタリアンスパゲティ」「ニューヨークステーキ」「ハワイアンスペシャル」と、各国(風)メニューがてんこ盛り!

こちらは焼きそば(フライド・ヌードル)。中華でも鉄板焼き風でもなく、昔おばあちゃんが味の素で作ったような味。カラシが付いてくるのはチャイニーズスタイル。

こちらは焼きそば(フライド・ヌードル)。中華でも鉄板焼き風でもなく、昔おばあちゃんが味の素で作ったような味。カラシが付いてくるのはチャイニーズスタイル。

改装なんてせず、このままでいてほしい・・・いちファンの希望デス。

改装なんてせず、このままでいてほしい・・・いちファンの希望デス。

店内の内装はおそらく創業時のまま。1970年代のハワイローカルの雰囲気が存分に味わえます。 多くのローカルは、「懐かしい」「昔を思い出す」と、これに対して高評価。ただし、初めて訪れたアメリカ人観光客からは、「コワイ・・・70年代のまま時が止まっている」「古くて汚そうで二度と足を踏み入れたくない」なんてコメントも。うーん、ハワイのローカル的なものがお好きなヒトには、その良さもおわかりいただけるのではと思いますが。
昔ながらの手書きのチェック(お勘定)。

昔ながらの手書きのチェック(お勘定)。

ココが気に入るようなら、アナタのローカル度はかなり高い! 自分の中の「ローカル度」を測れるレストランといえるかもしれません!?
(2012年1月追記――「ビクトリアン・イン」は2011年12月11日、常連客に惜しまれつつ、静かに38年の歴史に幕を下ろしました)

商業&工業地帯の人気店、「ニュー・イーグル・カフェ New Eagle Cafe」@ニミッツ・ハイウェイ

ニミッツ・ハイウェイ沿いにある商業ビル、ニミッツ・センター内にあります。

ニミッツ・ハイウェイ沿いにある商業ビル、ニミッツ・センター内にあります。

次にご紹介するのは、ダウンタウンからホノルル国際空港へ向かう商業&工業エリア、ニミッツ・ハイウェイにある「ニュー・イーグル・カフェ」です。
ブレイズデル・ホテルが営業していた、ダウンタウンのフォート・ストリート。

ブレイズデル・ホテルが営業していた、ダウンタウンのフォート・ストリート。

前身の「イーグル・カフェ」は1930年代に創業。当時ダウンタウンで営業していたブレイズデル・ホテルの中に入っていました。(ブレイズデル・ホテルだった建物は、現在、ハワイ・パシフィック大学のキャンパスになっています)

1960年代後半、日系のジョージ&テルコ・テルヤ夫妻が店名もあらたに「ニュー・イーグル・カフェ」として経営を引き継ぎ、ダウンタウン内で何度か移転したのち、1998年に現在の場所へ落ち着きました。
長い歴史の中には、移転や、一時閉店したこともあり。

長い歴史の中には、移転や、一時閉店したこともあり。

テルヤ・ファミリーの二世代にわたる経営のあと、現在はオーナーが変わっています。経営が変わっても人気は衰えていませんが、こうしたローカルレストランは、創業時から変わらないファミリー経営というのが「伝説マジック」を作り出す重要な要素の1つ。創業者の性格や、ファミリーの歴史、その成功物語が、レストランにキャラクターやストーリーを与えているわけなんです。なので・・・創業者がリタイヤしたり、創業者ファミリーがレストランを新オーナーに譲渡すると、雰囲気や味が変わることもしばしば。(その後、閉店という悲しい結末を迎えることも多々)
人気があるのはプライムリブや、オックステールミン(麺入りオックステールスープ)など。

人気があるのはプライムリブや、オックステールミン(麺入りオックステールスープ)など。

「ビクトリア・イン」やこれからご紹介する「ケニーズ・レストラン」もそうですが、「ニュー・イーグル・カフェ」はメニューが豊富。ハンバーガーやプライムリブなどのアメリカンから、チキンカツやテリヤキビーフといったジャパニーズ。さらにチャイニーズやコリアン、ハワイアンなど、多民族が暮らす土地柄を反映してバラエティに富んでいます。ただし、定番以外の変わり種メニューや新メニューを頼むと、ココだけの話、失敗するケースが多いんです。辛口のローカルに言わせれば「一流シェフがいるわけでもなく、グルメなレストランではないことを肝に銘じて、変わったメニューは避け、定番中の定番を頼むべし」とか。
オイスターサンドイッチ。カキフライの苦みとブレッドがかなりのミスマッチでした!

オイスターサンドイッチ。カキフライの苦みとブレッドがかなりのミスマッチでした!

店内は典型的なダイナースタイル。

店内は典型的なダイナースタイル。

一見ファミレス風の、「ケニーズ・レストラン Kenny's Restaurant」@カリヒ(2015年7月閉店)

ホノルルで一番ハワイらしさが残る地区とも、最も治安の悪い地区とも評されるカリヒ。ビショップ博物館からもそう遠くないカメハメハ・ショッピングセンター、通称「カム・ショッピングセンター」にあるのが、「ケニーズ・レストラン」です。1960年の創業以来、カリヒ地区のランドマーク的存在となっています。(2015年7月閉店済み)
入口にお守りの意味があるティーリーフを貼りつけていたり、その後ろには招き猫があったり。ローカルっぽいです。

入口にお守りの意味があるティーリーフを貼りつけていたり、その後ろには招き猫があったり。ローカルっぽいです。

半世紀近い歴史を持つ「ケニーズ」ですが、現在の店舗は2003年に改装されたもの。こぎれいなダイナー風の内装や、カラー写真入りのメニューなどから、「ローカルの『デニーズ』」なんて呼ばれることも。オープンキッチンの明るい雰囲気と、若いスタッフの存在、いまふうの味つけは、確かに伝説的レストランというよりは、一見、ファミレス風です。
モダンな店内です。

モダンな店内です。

デニーズに負けない(?)カラフルなメニュー。

デニーズに負けない(?)カラフルなメニュー。

おひとりさまがくつろげるカウンター席。

おひとりさまがくつろげるカウンター席。

けれど、周りをよ~く観察してみると、おひとりさまで訪れるご年配の常連客の姿がチラホラと。そうした皆さんはウェイトスタッフとはツーカーの仲。朝食がサーブされる時間帯を過ぎての来店でも、何も言わずともウェイトレスのほうから、「今日の調子はどう? いつものオーバーイージーエッグとコーンビーフハッシュね。いま、コーヒーを持ってくるわ」と。特別に朝食メニューが用意される常連待遇。おそらく何年も、もしかすると何十年も通い続けていらっしゃるんだろうなぁ・・・と想像してしまいます。
フレンチオニオンスープなんてこじゃれたメニューも。美味しいデス。

フレンチオニオンスープなんてこじゃれたメニューも。美味しいデス。

名物メニューの1つ、チャイニーズチキンサラダ。2種類のドレッシングから選べます。

名物メニューの1つ、チャイニーズチキンサラダ。2種類のドレッシングから選べます。

レトロ風は嫌いじゃなくても、本物のリアルなレトロはちょっと遠慮したいという方には、「ケニーズ」が入りやすくてオススメです。
(2015年7月追記――「ケニーズ・レストラン」は2015年7月5日、多くのロコに惜しまれつつ、約50年の歴史に幕を下ろしました)

閉店してしまう前に(!?)行ってみよ~!

今回はホノルル市内でのご紹介でしたが、郊外や、オアフ島以外の島でもこうした伝説的レストランって必ずあります。伝説という言葉が大げさであれば、名物レストランと言い換えても。観光エリアでは見つけられないローカルらしさを満喫できることは太鼓判!
ネイバーアイランドで見かけたソレらしいレストラン。

ネイバーアイランドで見かけたソレらしいレストラン。

ただ、これはナビが実際に某「伝説的レストラン」で体験したことなのですが・・・注文したグアバジュース、ひと口飲んでみたらどうやら古いらしく、酸っぱかったんですよネ。混み合っていたこともあり、指摘しないまま、チェック(お勘定)をもらう段になったんですが、ほとんど口をつけていないグアバジュースに気づいたウェイトレスが、「サワー(酸っぱい)?」と。イエスと答えると、ウェイトレスは別に謝るでもなく、無言のままレジへ行き、渡されたチェックからはグアバジュースの代金が引かれていました。
ローカルダイナー定番中の定番メニューといえばサイミン。ハズレがほとんどない安心の一品。

ローカルダイナー定番中の定番メニューといえばサイミン。ハズレがほとんどない安心の一品。

それを「ローカルっぽいなぁ」と気にしないヒト、許せるヒトは、きっと、ご紹介した伝説的レストランを楽しめます。「謝罪の言葉もないなんて、いったいどういうサービス!?」とお腹立ちになるヒトは・・・足を向けないほうが無難かもしれません。そういった大らかなサービス(?)こそがローカルらしさの1つなんですけどネ。庶民派の皆さんや、ローカルのハワイにひたってみたい皆さん、勇気のある皆さんは、思い切って足を運んでみると、いい思い出になるハズです!
ジャングル風にペイントされた内装や、ライオンの着ぐるみがローカルキッズに人気だった「ハングリー・ライオン」跡地(奥のレストラン)。オリジナルのオーナーから新オーナーに変わったあと、閉店。

ジャングル風にペイントされた内装や、ライオンの着ぐるみがローカルキッズに人気だった「ハングリー・ライオン」跡地(奥のレストラン)。オリジナルのオーナーから新オーナーに変わったあと、閉店。

ただし、足を運ぶのなら出来るだけ早いうちに! 実はここ数年の間に、ご紹介した3店と同じく「伝説」として愛されてきた古い時代からのレストランが、いくつか閉店してしまったんです。ほとんどのお店は結構流行っていたんですけど・・・。閉店してしまったお店ゆえ、詳しい説明は避けますが、カイムキの「コロンビア・イン」、カピオラニ・ブールバードの「フラミンゴ・レストラン」、ヌウアヌの「ハングリー・ライオン」など、大変に惜しまれつつ、閉店。
興味があれば、ご紹介したレストランが閉店*なんてことになってしまう前に訪れてみてくださ~い!
*「ビクトリア・イン」は2011年12月11日に閉店してしまいました。(2012年1月追記)

以上、ハワイナビでした。

記事中でご紹介できなかった、ほかの名物レストランは・・・

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-11-01

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