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■ハワイ、各島

ハワイの各島々についてご紹介しましょう。

アロハ!ハワイナビです。
今回は、ハワイの各島々についてご紹介しましょう。

<ハワイ=ハワイ諸島>

最近は、ワイキキのあるオアフ島をサラッと通り過ぎて、ネイバーアイランドにゆっくり滞在する日本人旅行者の方も増えました。ネイバーアイランドを直訳すると、「隣島」。州都ホノルルを擁するオアフ島に対して、次の5島がそう呼ばれます。

○ハワイ島(ビッグ・アイランド)
○マウイ島
○ラナイ島
○モロカイ島
○カウアイ島


また、次の2島は、一般人が気軽に上陸することの出来ない規制があるため、隣島には違いないのですが、通常「ネイバーアイランド」と言った場合、その中に含まれていません。

○カホオラヴェ島、または、カホオラウェ島
○ニイハウ島


これらが、ハワイの主要8島です。
「主要っていうことは、ほかにも島があるってこと?」その通り。実は、ハワイというのは、約130の島と岩礁から成るハワイ諸島のこと。太平洋のほぼ真ん中、北緯20度周辺、西経155度から160度にかけて、東西の約2,400kmに伸びる島々のことなのです。一説によると、ハワイは地球上、地理的に最も孤立した都市であるとか。確かに、アメリカ本土も遠ければ(一番近いカリフォルニア州まで約3,800km)、世界中どこへ行くにも遠い!というのは、ハワイ在住のナビも感じるところです。日本には近いんですけどネ。

<ハワイ島(ビッグ・アイランド)>

ハワイ諸島の南東の端に位置し、面積は10,432.5平方km。ハワイ諸島の中では一番大きな島であり、「ハワイ」という名前が紛らわしいため、一般には、「ビッグ・アイランド」と呼ばれます。日本からJALの直行便が乗り入れるようになって以来、日本での知名度も上がりました。
島の東部にあるのがヒロ国際空港。ホノルル国際空港からは約50分。ヒロは日本人移民が築き上げた日系人の町として有名です。また、1946年と1960年の二度に渡って大きな津波(Tsunami)の被害を受けたことでも知られています。以前は、さびれたゴーストタウンのような町、という風評もありましたが、昨今は、昔ながらのオールドタウンの風情を好んで、しゃれた飲食店や小売店、アートギャラリーが進出したり、アメリカ本土からの移住者が増えるなどして、町の印象も変わりつつあります。またヒロ市内にあるエディス・カナカオレ・スタジアムでは、年に一度、世界最大のフラの祭典、メリー・モナーク・フェスティバルが開催されます。
島の西部にあるのがコナ国際空港。JALのハワイ島直行便が発着するのはこちらの空港です。ホノルル国際空港からの飛行時間は約40分。ハワイ島最大の観光地カイルア・コナまでは車で南に15分ほど。カイルア・コナのメインストリートである海沿いのアリィ・ドライブには、可愛らしい外観のお店やレストラン、ショッピングセンターや、ハワイ最古のキリスト教会、モクアイカウア教会が並び、観光地らしいそぞろ歩きを楽しめます。

コナ国際空港から車で30分ほど北へ向かうと、フアラライ、ワイコロア、マウナ・ラニ、マウナ・ケアといった各エリアに高級ホテルが集まった、一大リゾート地帯、コハラ・コースト。優雅な休日を過ごせそう。コハラ・コーストはカメハメハ大王の生誕地でもあります。
また、ハワイ島といえば、キラウエア火山。ハワイ火山国立公園(ハワイ・ボルケーノズ・ナショナルパーク)は1987年に世界遺産に登録された、人気の観光スポットです。キラウエア火山は現在も活動を続けており、いつも見られるわけではありませんが、海に溶岩が流れ込む様子は、特に観光客に人気があります。
さらに、日本の国立天文台が所有する、すばる望遠鏡も設置されているマウナ・ケア休火山。天体観測上、理想的といわれるマウナ・ケアには11カ国の研究機関による13基の天文台が置かれています。マウナ・ケアはハワイ語で「白い山」。冬場になると山頂に雪が見られることでも知られています。ハワイで唯一スキーが出来る場所といわれていますが、スキー場があるわけではなく、また、標高4,205m。高山病に気をつけなくてはいけません。

<マウイ島>

アメリカ本土からの直行便が飛んでいるため、アメリカ人観光客には昔から人気のある島です。島の中央寄りに位置するカフルイ空港まで、ホノルル国際空港からの飛行時間は約25分。ハワイ諸島の中で、ビッグ・アイランド(ハワイ島)に次ぐ大きさで、面積は1,883.5平方kmです。
島の北西、3マイル(約4.8km)に渡る海岸沿いに広がるのが、ホテルやコンドミニアム、ショッピングセンターやゴルフ場が連なるカアナパリ・ビーチ・リゾート。全米ベストビーチに選ばれたこともある美しいカアナパリ・ビーチに、リゾート施設が提供する各種アクティビティやレストラン。ホテル内やホテルの周辺だけで何日でも楽しむことができ、リゾートの王道といった感があります。観光客を乗せてカアナパリを通る砂糖きび列車(シュガーケーン・トレイン)は、過去に砂糖きびや砂糖きび畑労働者の運輸に使われていた蒸気機関車。子供だけでなく大人にも大人気のアトラクションです。

シュガーケーン・トレインの終点、ラハイナの町は、アメリカの国指定史跡になっており、19世紀中頃、アメリカからの捕鯨船や宣教師たちで賑わったハワイ王朝の首都時代の面影を感じることの出来る、海沿いのノスタルジックタウンです。

カフルイ空港から車を南へ30分ほど走らせると、カアナパリよりも少し落ち着いた雰囲気の高級リゾート地区、ワイレアがあります。ワイレアの手前には、60を超す、コンドミニアムや小規模ホテル、タイムシェアやレンタルが軒を連ねる海岸沿いの町、キヘイがあり、そのローカルな雰囲気や手頃な宿泊価格から、リピーターや長期滞在者に好まれています。

島の東端に位置するのは、滑走路が1本という、ハナ空港。ホノルル国際空港からの飛行時間は、約40分。ハナは、「天国のような」と形容される静かで美しい小さな町。ホテル・ハナマウイは、隠れ家のようなロマンチック・ホテルとして、アメリカ人ハネムーナーに人気があります。

ハレアカラ国立公園内のハレアカラ休火山や、作家のマーク・トウェインが「太平洋のヨセミテ」と評したイアオ渓谷。また、カフルイ空港からも近い、ウィンドサーフィンのメッカ、ホオキパなど、見どころは尽きません。

<ラナイ島>

マウイ島の西にある、面積が363平方kmの小さな島は、かつてはその大半をドール社が所有する、世界一のパイナップル・プランテーションの島として名を馳せました。一時は全米のパイナップル生産高の9割がラナイ島産だったんですよ。現在は手つかずの自然とハワイの田舎らしさや、フォーシーズンズが経営する2つのラグジュアリーホテル、ビーチフロントに建つラナイ・アット・マネレ・ベイと、島の中央高台に建つザ・ロッジ・アット・コエレでの優雅な滞在が満喫できる島となっています。ホノルル国際空港からラナイ空港までの飛行時間は約30分です。

<モロカイ島>

マウイ島の北東に位置するのがモロカイ島。島の総面積は673.4平方km。ホノルル国際空港からは約25分。
モロカイ島を語る上で忘れられないのが、ダミアン神父の偉業です。
19世紀中頃、カメハメハ5世の命により、ハワイのハンセン病患者は一人残らず、モロカイ島のカラウパパ半島という、陸の孤島へ強制隔離されることになりました。「施設」とは名ばかりの隔離施設で、治療も受けられず、政府から約束されたはずの食料や衣料といった物資も定期的に届くことはなく、病状の悪化と死を待つだけだったハンセン病患者たちを救ったのが、ベルギー出身の若きカソリック司祭、ダミアン神父でした。当時33歳のダミアン神父は志願して隔離施設へ住みつき、身を挺して患者たちの生活改善や精神の救済に努めたのです。やがて自らも罹患したダミアン神父は、司祭や患者に看取られながら、当地で49年の生涯を終えました。ダミアン神父は2009年10月、ローマ教皇ベネディクト16世によって聖人に列されました。
現在、隔離施設はカラウパパ国立歴史公園になり、ダミアン神父を信仰するカソリック信者の巡礼の地として、また、観光客にとっては世界最大級の断崖絶壁など、大自然を満喫できるツアー地として、人気があります。

<カウアイ島>

ハワイのオールドファンにとっては、ハワイといえば、シダの洞窟。シダの洞窟以外にも島のあちこちに残る、大自然の景観の素晴らしさから、古くは『南太平洋』『ブルー・ハワイ』『キングコング』、昨今では、『ジュラシックパーク』『アウトブレイク』など、多くのハリウッド映画の撮影地となっています。ハワイを題材にしたディズニーのアニメーション映画『リロ&スティッチ』もカウアイ島という設定です。
島の南東部にあるのがリフエ空港で、ホノルル国際空港からは約30分。リフエ空港を車で30分ほど南下すると、1年を通して雨がほとんど降らず、いつも太陽が降り注ぐポイプ地区があります。ポイプ・ビーチのほかに、潮吹き岩や、ノスタルジックな街並みが楽しめるオールド・コロア・タウンなど、観光スポットの点在する、カウアイ島でも最も人気のあるリゾートエリアです。

島のノースショアに位置するプリンスヴィル地区とハナレイ地区は、通好みの場所といえます。「天気が悪く、雨が多い」と、避ける向きもあるのですが、心が癒されるようなしっとりとした風情と同時に、息を呑むようなダイナミックな景色が、そこにはあります。映画『南太平洋』に、「伝説の魅惑の島、バリ・ハイ」として登場するハナレイ湾や、日本の田園風景を見るような懐かしさが漂うハナレイのタロイモ畑。見渡す限りの太平洋に、断崖絶壁の秘境、ナ・パリ・コーストなど。またこの辺り、昔はヒッピー、いまはスピリチュアルな人々に、好まれる傾向があるようです。

島の西部には、「太平洋のグランド・キャニオン」と称されるワイメア峡谷(ワイメア・キャニオン)があります。カウアイ島の中央に位置するワイアレアレ山は、世界一雨量が多いとされる山。その雨水が、数百万年という歳月をかけて溶岩台地を風化、浸食し、カラフルな地層がむき出しになったワイメア峡谷を作り上げたのです。その雨水は、また、カイルア島最大の川、ワイルア川をもたらしました。リフエ空港から車で15分ほど北上したワイルア川の河口から、ワイルア川を遊覧船で上った先にシダの洞窟があります。

<カホオラヴェ島、または、カホオラウェ島>


ハワイ主要8島の中で一番小さな島です。マウイ島の南西7マイル(11.2km)の場所に位置し、総面積は、115.5平方km。その昔はハワイアンの聖地であったとされる島ですが、第二次世界大戦開戦時に、アメリカ海軍が爆撃演習場として接収しました。1970年代に入り、ハワイアンを中心とする団体による返還運動が始まり、1994年、島はようやくハワイ州政府へ返還されました。以後10年間、アメリカ軍による不発弾撤去作業が行われ、現在はいくつかの団体によって島の自然回復作業が進められています。

<ニイハウ島>

21世紀の現代に、にわかには信じがたい、個人所有の、治外法権の島。それがカウアイ島の南西18マイル(約29km)に位置する、180平方kmの島、ニイハウ島です。1846年、ニュージーランド出身のエリザベス・シンクレア未亡人、のちのエリザベス・シンクレア・ロビンソン夫人が、カメハメハ5世から、自らの所有していたピアノ一台と、1万ドルぶんの金(ゴールド)で、ニイハウ島(島民付き)と、カウアイ島の一部を購入しました。カメハメハ5世からは、ニイハウ島のほかに、ワイキキやパールハーバーをも売買のチョイスとして与えられたとか。けれどシンクレア未亡人は、ニイハウ島を選びます。現在も島の所有者はその子孫であるロビンソン一族です。

島への上陸にはロビンソン一族の許可が必要であり、一般人が島を訪れることが出来るのは、カウアイ島からのヘリコプターツアーでのみ。ただし、無人のビーチに上陸し、島民との接触は出来ないというツアーです。島民が島を離れる場合にも制限があります。ニイハウ島の住民は約250人。うち95パーセントが純粋なハワイアンで、残りの5パーセントが日系人といわれています。電気も水道もガスもなく、通用する言葉はハワイ語のみ。島民に昔ながらの暮らしぶりをおくらせるというのが、シンクレア・ロビンソン夫人の遺言だったのです。現在の領主であるロビンソン兄弟は、島民の生活を守るとともに、ハワイのもともとの植物相を回復することに力を注いでいるそうです。

――と、ハワイ主要8島について、お話してみました。え?8島じゃない、オアフ島が抜けているから7島じゃないかって?おっしゃる通り!オアフ島については、基本情報「オアフ島各エリア」を参照して下さいネ!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-12-13

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